ピッチに座り込み練習切り上げも、伊藤洋輝に再負傷の心配なしか…高強度メニューで調整?

 戦線離脱が続くバイエルン所属の日本代表DF伊藤洋輝だが、再負傷の懸念はなく、復帰に向けた歩みを進めているようだ。14日、ドイツ紙『ビルト』が伝えている。

 現在25歳の伊藤はジュビロ磐田で頭角を表すと、2021年夏にシュトゥットガルトへレンタル加入し、翌年夏に完全移籍への移行が発表された。3シーズンに渡って最終ラインの主軸として活躍し、公式戦通算97試合の出場で2ゴール5アシストをマーク。今夏には欧州屈指の名門バイエルンが契約解除金の3000万ユーロ(約49億円)を支払い獲得に漕ぎ着けた。

 新天地での活躍が期待されていた伊藤だが、現地時間7月28日に行われたデューレン(ドイツ4部)との練習試合で中足骨を骨折。新シーズンの開幕を目前にして無念の負傷離脱を余儀なくされた。現在に至るまで離脱が続いているものの、すでにボールを使ったトレーニングを開始している模様で、今月中の復帰の可能性があるとも報じられている。

 この度『ビルト』が報じたところによると、伊藤は現地時間14日の個別トレーニングにて、ランニング中に右太ももを押さえてピッチに座り込んだとのこと。その時点でトレーニングを切り上げ、チームのメディカル・スタッフとともに医務室へ向かったようだ。しかし、再負傷の可能性は極めて低い模様。『ビルト』は「伊藤は高強度のトレーニングで自分を限界まで追い込み、スタッフと相談の上でトレーニングセッションを終了した」と強調している。

 インターナショナルウィーク後はシュトゥットガルトやバルセロナ、ボーフム、マインツ、ウニオン・ベルリンと対戦するバイエルン。伊藤の待望の新天地デビューはいつになるのだろうか。

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