渋野日向子はダボ発進から立て直せず パットに不満「砂が混じって読むのが難しい」

<ビュイックLPGA上海 初日◇10日◇チージョン・ガーデンGC(中国)◇6672ヤード・パー72>

秋のアジアシリーズの滑り出しは、苦しい一日になった。渋野日向子は3バーディ・5ボギー・1ダブルボギーの「76」を喫し、4オーバー・72位タイと大きく出遅れた。大会を中継するWOWOWのインタビューでは「良くないスタートで、なかなか切り替えが難しかった。前半もチャンスが多かったと思うけれど、後半はそれが2個決まって、安定したゴルフができた」と評価した。
出だしから流れに乗ることができなかった。10番パー4でグリーン手前のバンカーにつかまると、3打目でもグリーンをとらえられず再びバンカーへ。4オン2パットのダブルボギーと出鼻をくじかれた。12番で50センチにつけるショットでバーディを奪うも、13番でボギー。16番からは3連続ボギーで、立て直すことができなかった。

ただ、後半は2バーディ・1ボギーと1つ戻した。最終9番では8メートルほどを流し込んでバーディ締め。「長いのが入ってくれたので、そこはあした頑張れる要因だなと思います」。予選カットのない4日間大会ともあって、まだまだ巻き返しもできるはずだ。

米国とも日本とも違うようなコースコンディションに戸惑うなか、この日34パットと苦戦したグリーン上については「ラインが読み切れなかった」というのが反省点。「砂が混じってしまったりもあるので、ラインを読むのが難しい」と分析した。ここはすぐの調整が求められる。

昨年大会では週末に連日の「68」をマークし、トータル4アンダー・41位タイで終えた。「まだ3日間ある。1日でもアンダーを出せるように頑張りたいです」と巻き返しを図る。

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