ドイツ代表主将キミッヒ、招集辞退のGKレノに言及「ここでプレーするのは特別なこと」

 バイエルンに所属するドイツ代表MFジョシュア・キミッヒが、代表招集を辞退したフルアムのGKベルント・レノについて言及した。9日、ドイツメディア『スカイスポーツ』がコメントを伝えている。
 
 長らく絶対的守護神に君臨していたマヌエル・ノイアー(バイエルン)がEURO2024終了後に代表引退を表明し、“後釜”の筆頭候補と見られていたマルク・アンドレ・テア・シュテーゲン(バルセロナ/スペイン)が長期離脱を強いられたドイツ代表。ユリアン・ナーゲルスマン監督は今月のUEFAネーションズリーグ(UNL)に向けて、オリヴァー・バウマン(ホッフェンハイム)、アレクサンダー・ニューベル(シュトゥットガルト)、ヤニス・ブラスウィヒ(レッドブル・ザルツブルク)の3名を招集した。

 その後、フルアムに所属するレノが代表招集を辞退していたことが明らかに。2016年に代表デビューを飾ったものの、ノイアーとテア・シュテーゲンの牙城を崩せず、ここまで国際Aマッチ通算9試合の出場に留まっている32歳はドイツ紙『ビルト』に対し、「代表チームでプレーすることは僕にとって常に大きな名誉であり、それが目標であり続けるよ」としつつ、代表招集を辞退した理由を次のように明かした。

「ユリアンとGKコーチのアンドレアス(・クローネンベルク)と電話で話した。僕たちはお互いにとてもオープンで正直な関係を築いている。彼らは僕をメンバーに加えるが、試合には出られないだろうと伝えた。だからロンドンに留まり、トレーニングを続けることにしたんだ」

 そんななか、ドイツ代表で主将を務めるキミッヒがレノの動きに言及。「彼はトップクラスのGKだ。具体的にどのようなコミュニケーションがあったかは理解していない」と前置きした上で、次のように持論を展開した。

「代表チームにいられることは誰にとっても特別なことであるべきなんだ。その選手が100キャップだろうが3キャップだろうが、34歳だろうが19歳だろうが。ドイツ代表としてプレーすることは特別なことだ。一般的な話として、ベルントに限らずここにいたくない選手は来る必要がないと思う。喜んでここに来る選手がたくさんいるし、我々もここにいたいと思う選手を求めているからね」

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