現役引退のヴァラン、今後も“異なる役割”でコモ残留へ?「一緒にチーム作りを始めるのが待ちきれない」

 現役引退を発表した元フランス代表DFラファエル・ヴァランは、今後もコモとの関係を継続していく意向のようだ。25日、インスタグラムで明かしている。

 現在31歳のヴァランはRCランスの下部組織出身で、2010年11月にトップチームデビュー。2011年夏にレアル・マドリードへと加入すると、在籍した10年間で公式戦360試合出場17ゴールを記録し、クラブのラ・リーガ制覇やチャンピオンズリーグ優勝など数多くのタイトル獲得に貢献した。2021年夏にはマンチェスター・ユナイテッドに完全移籍で加入し、3年間で公式戦95試合に出場。今夏からはセスク・ファブレガス監督の下でセリエA昇格を果たしたコモに加わったが、デビュー戦で左ひざを負傷して以降は欠場が続いていた。

 そんなヴァランは25日に自身の公式インスタグラムを更新し、現役引退を表明。フランス代表としてFIFAワールドカップロシア2018を制覇した同選手は、31歳の若さでスパイクを脱ぐこととなった。

 ヴァランの発表を受け、所属するコモも公式インスタグラムを更新。同選手の写真を添えつつ、本人のコメントを引用して投稿した。すると、ヴァランが「予定していた役割とは異なるが、一緒にチーム作りを始めるのが待ちきれない。近いうちにコモで会おう」と返信。クラブ側も「コモファミリーの一員。またすぐに会おう」と返答している。

 イタリアメディア『フットボール・イタリア』は、一連のやり取りから「ヴァラン、引退後も『異なる役割』でコモに残留」と報道。元フランス代表FWティエリ・アンリ氏が株主であることでも知られる同クラブだが、ヴァランはどのような役割でコモとの関係を継続していくのだろうか。

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