無傷の6連勝、クラブ記録の29得点…バイエルンの“重鎮”ミュラーが充実感「とても良い感じだ」

 バイエルンに所属する元ドイツ代表FWトーマス・ミュラーが、現在のチーム状況への自信を語った。24日、ドイツメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 12年ぶりの無冠という不本意な結果で2023-24シーズンを終えたバイエルンは、今夏にヴァンサン・コンパニ監督を招へい。38歳の青年指揮官の下で新シーズンを迎えると、開幕からここまでチャンピオンズリーグ(CL)とDFBポカール含めた公式戦で無傷の6連勝を記録している。さらに、この6試合で奪った総得点は実に「29」。データサイト『Opta』によると、この数字はバイエルンを率いた監督が最初の6試合で残したものとしてはクラブ史上最多だという。

 今月で35歳となったミュラーは、今シーズンここまで6試合に出場し3ゴール2アシストをマーク。出場機会こそ限られているものの、一度ピッチに立てばその存在感は今なお健在だ。これまでユップ・ハインケス氏やジョゼップ・グアルディオラ監督(現:マンチェスター・シティ)、カルロ・アンチェロッティ監督(現:レアル・マドリード)、ハンジ・フリック監督(現:バルセロナ)、ユリアン・ナーゲルスマン監督(現:ドイツ代表)ら名だたる名将の指導を受けてきたバイエルンの“重鎮”は、コンパニ監督の戦術について次のように語っている。

「一つ言えることは、僕たちの今のフットボールのやり方が楽しいということだ。確かにゴール数は非常に多い。しかし、ゴールとはチームのプレースタイルと、それをピッチ上でどのように表現したかの結果として表れるものだと思っている。長期間に渡って、これほどの規模のものはなかった。ここ数年間を振り返ると、確かに良い試合はあった。でも、この支配力、そして相手を圧倒する強さは新しいものだと思っているよ。その点については正直に言うべきだし、とても良い感じだ」

 そんなバイエルンは今週末に控えるブンデスリーガ第5節にて、レヴァークーゼンとの大一番に臨む。ここまで見せつけている破壊力を“無敗王者”相手にも見せつけることができるだろうか。

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