ミランがサッリ氏の招へいを検討?…早くもフォンセカ監督の進退問題が浮上か

 指揮官交代を検討しているミランが、マウリツィオ・サッリ氏の招へいに興味を示しているようだ。19日、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が伝えている。

 クラブを11年ぶりのセリエA制覇に導いたステファノ・ピオリ前監督が今夏に退任し、新たに就任したパウロ・フォンセカ監督の下で2024-25シーズンを迎えたミラン。しかし、セリエAではここまで1勝2分1敗の10位に低迷し、チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第1節ではリヴァプールに1-3で敗北。公式戦5試合でわずか1勝という苦しい序盤戦を過ごしている。

 こうした状況から、ミランは早くも3年契約を締結したフォンセカ監督の解任を検討しているとのこと。即時の指揮官交代の可能性は低いものの、現地時間22日に控えるインテルとの“ミラノダービー”の結果は、同監督の将来に大きな影響を与えるものと予想されている。

 報道によると、仮にフォンセカ監督の解任を決断した場合、ミランはサッリ氏の招へいに動く可能性があるという。クラブ幹部がセリエAでの実績豊富な同氏の手腕を高く評価していることから、後任の有力候補になり得ると『ガゼッタ・デロ・スポルト』は指摘している。なお、ミランのアドバイザーを務めるズラタン・イブラヒモヴィッチ氏との接触が報じられた前ドルトムント監督のエディン・テルジッチ氏については、現時点で具体的な選択肢ではないようだ。

 現在65歳のサッリ氏はこれまでナポリやチェルシー、ユヴェントスなどを指揮しており、チェルシーでヨーロッパリーグ(EL)、ユヴェントスでコッパ・イタリアを制覇した経歴を持つ。2021年夏からはラツィオを率い、チームをCL出場に導いたが、今年3月に辞任していた。

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