最終プロテスト合格へ! 地元アマ・倉林紅がホームコースで挑む予選突破「たくさん学べる3日間に」

<ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン 事前情報◇18日◇利府ゴルフ倶楽部(宮城県)◇6638ヤード・パー72>

今年3月に宮城県の名門・東北高を卒業したアマチュアの倉林紅(くらばやし・こう)、19歳。いまは、自身2度目の「JLPGAプロテスト」に挑戦をしている。前週に行われた「第2次予選 A地区」(茨城県・静ヒルズカントリークラブ)ではトータル8アンダー・3位タイに入り、最終プロテスト(10月29日~11月1日、茨城県・大洗ゴルフ倶楽部)に駒を進めた。
「初日からすごく緊張をして、なかなか自分のリズムに持っていくのが最初は難しかった。でも、3日間を通してしっかりオーバーパーを打つことがなくいいゴルフができたので良かったかな」。昨年は、2次予選で敗退。リベンジを果たした。

成長を感じるのは、ドライバーショット。「平均飛距離は、240ヤードぐらいですけど、ずっと安定して打つことができています。自分の強みは、アイアンショットなので、ドライバーでしっかりフェアウェイに打つことができれば、スコアを伸ばせる自信があります」。5月から投入したヨネックスのドライバー『EZONE GT』が倉林の好調を支えている。

今大会は「アマチュア選手選考会」を突破し、3年連続で出場する。さらに倉林は会場の利府GCで研修生として練習に励んでおり、いわば“ホーム”でトーナメントの経験を積むことができる。「やっぱり3度目なので、今年こそまずは予選を通過したいです。最近、たくさん声をかけてくれるようになって、応援してくださる方も増えてるので、そういった方々にいいゴルフが見せられたらいいなと思います」と気合が入る。

一方、普段プレーをする時とトーナメントが行われるときのセッティングの違いに苦しむ場面もあるという。「やっぱりラフの長さが全然違います。すごく難しいですし、フェアウェイをキープしていかにパーオンするかがすごく大事だなと思います」と好調のドライバーがカギを握りそうだ。

「最終プロテストまであと1カ月半。そのなかで、こういうツアーの試合に出場させていただけることは、すごく貴重な経験だと思う。たくさん学べる3日間にしたい」。プロテスト合格へ、弾みをつける試合にしたい。(文・神吉孝昌)

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