
米国男子ツアーのフェデックスカップ・フォール初戦「プロコア選手権」を終えて、最新のフェデックスカップ・フォールランキングが発表された。
フェデックスカップ・フォールの最大の目的は、レギュラーシーズン終了時点でランキング51位以下の選手が、来季出場権獲得のために順位を維持、または上げること。レギュラーシーズンのポイントが持ち越され、8試合の“延長戦”で出場権が争われる。最終戦終了時点で125位以内に入れば来季シード権を獲得。51~60位で終えれば“高額賞金大会”2試合の出場権が与えられる。
プロコア選手権を制したパットン・キジーア(米国)が500ポイント(pt)を獲得して通算741.215pt。132位から62人抜きの70位に浮上し、シード圏外から大逆転を果たした。
DPワールド(欧州)ツアーに出場していた久常涼にポイントの加算はなし。522.361ptで3ランクダウンの86位となった。ただ、シード権獲得の“当確”ラインはすでに越えている。
レギュラーシーズンをトップ50で終えた選手も、フェデックスカップ・フォールには出場可能。ただし、フェデックスポイントの獲得はない。次戦は「サンダーソン・ファームズ選手権」(10月3~6日)が行われ、日本で唯一開催させる「ZOZOチャンピオンシップ」は10月24日に開幕する。