バイエルン、ムシアラとの契約延長交渉は「強化されている」「難しいが不可能ではない」

 バイエルンのマックス・エバールSDが、ドイツ代表MFジャマル・ムシアラとの契約延長交渉に言及した。15日、ドイツメディア『SPORT1』がコメントを伝えた。

 現在21歳のムシアラは2019年にチェルシーの下部組織からバイエルンの下部組織に移籍し、2020年6月にトップチームデビューを飾った。すぐに主力定着を果たし、これまで公式戦通算167試合の出場で45ゴールを記録。4度のブンデスリーガ優勝やチャンピオンズリーグ制覇に貢献してきた。

 そんなムシアラとバイエルンの現行契約は2026年夏まで。マンチェスター・シティなどからの関心が噂されるなか、バイエルンも大幅な昇給を用意して同選手の慰留に務めていると噂されている。

 そんななか『SPORT1』の番組に出演したエバールSDは、ムシアラとの契約延長交渉は「秘密ではない」とし、現在交渉は「強化」されていると強調。「我々はクラブとして非常に野心的だ。彼はそのことを理解しているし、彼はタイトルを望んでいる」と語り、契約延長に自信を示した。

「難しいが、不可能ではない。ジャマルは彼がバイエルンで成し遂げたことを理解しているからだ。彼はここで育ち、初めての栄冠を勝ち取り、今のレベルに登り詰めた」

 一方でエバールSDは、「(ムシアラが)他のクラブに移籍する可能性もある。もちろん、私たちは一定以上の給料を払い続けなければならない。しかし、おそらくこれ以上のチームの給与幅を広げることはないだろう」ともコメント。最終的な決断はチーム編成状況に鑑みて慎重に下す必要があるとの見解を示した。

 また、契約解除条項が付帯される可能性については、「バイエルンでは珍しいことだ」と否定的。「(エバール氏の古巣ボルシアMGでは)論理的なことだったが、バイエルンはすでに超ビッグクラブだ」と、エバールSDは語っている。

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