史上3人目の快挙に挑む竹田麗央 3週連続V期待にも意外な反応「ドラコン連覇のほうが…」

<住友生命Vitalityレディス 東海クラシック 事前情報◇12日◇新南愛知カントリークラブ美浜コース(愛知県)◇6560ヤード・パー72>

前週の「ソニー 日本女子プロ選手権」で国内メジャー初制覇を初日からの首位を守る完全Vで果たした竹田麗央が、今週はツアー史上3人目の3週連続優勝に挑戦する。
「たくさんの方に祝福されて、だんだんとメジャーに勝った実感が湧いてきた。でも、今は切り替えて今週の試合を頑張りたいと思います」と浮かれた様子もなく、いつもの自然体。先週の沖縄と同じく今週も蒸し暑さが予想されるが、「体は大丈夫です。調子も先週と変わらずという感じです」と待ち時間も含めて約7時間の長丁場となったプロアマ大会後も元気いっぱいだった。

3週連続Vを達成すれば、1988年のツアー制度施行後では2007年の全美貞(韓国)、19年の鈴木愛に次ぐ快挙だが、竹田にとっては今回が2度目のチャレンジとなる。地元・熊本で開催された4月の「KKT杯バンテリンレディス」で初優勝を飾り、翌週の「フジサンケイレディスクラシック」は完全V。ツアー史上初の初Vからの3週連続Vが懸かった続く「パナソニックオープンレディース」は3打差の5位だった。「意識はしなかったけど、パッティングが決まらなかったのでしょうがないかな。今週は伸ばし合いになると思うので、初日からしっかり上位にいられるように意識したい」とスタートダッシュを誓った。

メジャーチャンピオンという勲章を引っ提げ、大勢のギャラリーの注目を集める3日間。だが、「3週連続優勝なんて簡単にできるものじゃない。できなくても、できても、どっちでもいいかな」と他人事のように話す竹田の今週の最大のターゲットは2日目のラウンド後に開催される「ドライビング女王コンテスト」。大会初出場だった昨年は271.3ヤードで優勝しており、「スタッツで気になるのはドライビングディスタンスだけ」と飛距離にこだわる飛ばし屋は「試合に集中しないといけないけど、ドラコンのことが頭から離れません」と苦笑した。

年間女王を決めるメルセデス・ランキング、賞金ランキングともに1位を走る女王候補は、まずは飛ばし屋のタイトル防衛に注力。その先に新たな勲章が待っている。(文・臼杵孝志)

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