新天地決まらぬラビオ、サウジ行きの可能性が浮上…アル・ナスルが年俸約32億円を提示へ?

 未だ新天地が決まっていないフランス代表MFアドリアン・ラビオにサウジアラビア行きの可能性が浮上しているようだ。4日、イタリア紙『コリエレ・デロ・スポルト』が伝えている。
 
 現在29歳のラビオは2010年夏に母国の名門パリ・サンジェルマン(PSG)の下部組織に加入し、2年後にトップチーム昇格を果たした。トゥールーズへの武者修行を経て主力に定着すると、公式戦通算227試合に出場し24ゴール14アシストをマーク。2019年夏に完全移籍で加入したユヴェントスでも、5年間の在籍で公式戦212試合出場22ゴール15アシストという成績を残すなど、中盤の主軸として活躍した。

 そんなラビオは今年の6月末でユヴェントスとの契約が満了を迎え、現在は無所属に。移籍市場閉幕直前にはミランがラビオの獲得に乗り出し、年俸550万ユーロ(約8億7000万円)という条件を提示した模様。しかし、アルジェリア代表MFイスマエル・ベナセルのサウジアラビア移籍が実現しなかったことに加え、ラビオとその代理人が首を縦に振らなかったことで交渉は破談となったようだ。

 依然としてフリーの状態が続いているラビオだが、サウジアラビアに新天地を求める可能性が浮上しているという。報道によると、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドやセネガル代表FWサディオ・マネらが所属するアル・ナスルが、ラビオの獲得を検討しているとのこと。同選手に対し、年俸2000万ユーロ(約32億円)という破格の条件を用意しているようだ。また、C・ロナウドもラビオの加入を望んでいるものと見られている。

 フランス代表で通算48キャップを誇り、今夏のEURO2024でも5試合に出場したラビオ。29歳にしてヨーロッパを離れることになるのだろうか。今後の動向に注目が集まる。

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