クラブ最多出場記録を更新も…34歳ミュラー「記録はそれほど重要ではない」

 バイエルンに所属するドイツ代表FWトーマス・ミュラーが、クラブ新記録を樹立した。1日、クラブ公式サイトが伝えている。

 ブンデスリーガ第2節が1日に行われ、バイエルンはフライブルクと対戦。38分にハリー・ケインがPKを決めて先制すると、78分にはミュラーが巧みなトラップからボレー弾を叩き込み、2-0で勝利を収め、開幕2連勝スタートを飾った。

 現在34歳のミュラーは10歳からバイエルンの下部組織に所属し、2008年8月にトップチームデビューを果たした。これまでバイエルン一筋でプレーし、この試合に59分から途中出場したことで、これがバイエルンでの公式戦710試合目の出場となり、元西ドイツ代表GKゼップ・マイヤー氏の記録を塗り替え、同クラブ史上最多出場記録を更新した。

 試合後、ミュラーは「前半は特に自分たちが試合をコントロールしていたので、いい試合だった。フライブルクには苦しめられたけど、彼らにはほとんどチャンスがなかった。後半は僕たちのプレーが少し不安定になった。それでも、全体的に見れば、僕たちは勝利に値し、目の前の課題に立ち向かうことができた」と振り返った。

 また、記念すべき一戦を自らのゴールで祝福したことには「記録は僕にとってそれほど重要ではなく、単純に美しいゴールを決めたことがより重要なことだった」と語りながら、次のように続けた。

「技術的に優れていて、それがゴールに入った。そのことが嬉しい。結局、それがいいか悪いかを決めるのは細かなことだ。このレベルだと、多くの時間と細部にこだわった作業が費やされる。タイトなディフェンスラインを突破したいと思うなら、数センチの違いが差を生む。僕は自分の強みをチームメイトに伝えようと努めている」

【ハイライト動画】バイエルンvsフライブルク

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