ブライトンMFギルモア、ナポリへの移籍は中止? 新加入オライリーの負傷が影響か

 ブライトンに所属するスコットランド代表MFビリー・ギルモアのナポリへの移籍は破談することが濃厚になっているようだ。29日、イギリス紙『テレグラフ』が伝えている。

 現在23歳のギルモアは2017年7月にレンジャーズの下部組織からチェルシーの下部組織に加入し、2019年8月にトップチームデビューを飾り、公式戦通算22試合に出場した。2021年7月に出場機会を求めてノリッジにレンタル移籍を果たすと、2022年9月にブライトンに完全移籍となった。

 2023-24シーズンは公式戦41試合に出場するなど、中心選手として活躍したギルモアは、今夏の日本ツアーにも同行していたが、ナポリから関心が寄せられていることが明らかになっており、移籍の可能性が浮上している。

 移籍金額で交渉は難航し、なかなかクラブ間合意に達することができていなかったなか、先日からイギリス紙『デイリーメール』などでは、1250万ポンド(約24億円)でクラブ間合意に達したことが報じられており、ギルモアは今夏の移籍市場が閉幕する前にナポリに加入すると見られていた。

 しかし、26日にセルティックからブライトンへの加入が発表されたデンマーク代表MFマット・オライリーが、27日に行われたカラバオ・カップ2回戦のクローリー・タウン戦(○4-0)で相手タックルを受けて負傷交代となったことで状況が一変。同選手が足首の手術を受けるほどの長期離脱となったことを受け、ブライトンはギルモアを放出することを取りやめたという。

 これにより、契約はほぼ完了に近づいていたものの、ナポリとの交渉は中止となることが確実視されており、ギルモアは今シーズンもブライトンでのプレーを続けることになりそうだ。

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