アンドレア・ピルロ監督の解任をサンプドリアが発表…就任2年目の今季セリエBで開幕3試合未勝利

 サンプドリアは29日、アンドレア・ピルロ監督の解任を発表した。

 2022-23シーズンにセリエBへ12年ぶりに降格したサンプドリアは、2023年6月にピルロ監督を招聘。昨シーズンはセリエBで7位に入り、プレーオフへ進出したものの、パレルモに敗れて、1年でのセリエA復帰は果たせなかった。

 就任2年目となる今季は、コッパ・イタリア1回戦でセリエAのコモに勝利したが、セリエBでは開幕節でフロジノーネと引き分け、第2節レッジャーナ戦、第3節サレルニターナ戦で2連敗。この結果を受けて、29日にサンプドリアがピルロ監督の解任を発表した。

 ピルロ氏は1979年5月19日生まれの現在45歳。現役時代はインテルやミラン、ユヴェントスなどでプレーし、セリエAでは通算493試合に出場し58ゴール100アシストをマークした。また、イタリア代表としても国際Aマッチ通算116試合の出場で13ゴール25アシストを記録。約19年半の現役生活でFIFAワールドカップを1回、チャンピオンズリーグ(CL)を2回、セリエAが6回を制覇するなど輝かしいキャリアを築いた。

 しかし、指導者としてのキャリアはここまで苦戦を強いられている。2020年8月にユヴェントスの指揮官に就任すると、初年度でチームをコッパ・イタリアとスーペルコッパ・イタリアーナの“2冠”に導いたものの、セリエAでは優勝を逃し、わずか1年で解任の憂き目に遭った。2022-23シーズン開幕前にはトルコのファティ・カラギュムリュクの監督に就任したが、2023年5月に契約を解消。その後、2023年6月からサンプドリアの監督に就任したが、1年目でセリエA昇格を逃し、2年目の開幕3試合で解任されることになった。

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