
<FM選手権 事前情報◇27日◇TPCボストン(米マサチューセッツ州)◇6598ヤード・パー72>
今週の米国女子ツアーは29日から新規大会が行われる。開幕に先がけ27日には、予選ラウンドの組み合わせが発表された。
日本勢は6人が出場。ここ4試合予選落ちが続く西村優菜は、ステファニー・キリアコウ(オーストラリア)、イ・ミヒャン(韓国)とのプレーが決まった。最後に決勝に進んだのは7月の「アムンディ・エビアン選手権」。現在のポイントランキングは61位と、ポイント上位60人が出場権を得るシーズン最終戦に2年連続で進出するためにも調子を上げていく。初日は午後組のひとりとして、日本時間30日午前2時32分に1番からスタートする。
先週の全英に出られず、ここが8月上旬の「ポートランドクラシック」以来の試合となる吉田優利は、モーガン・メトロー(スイス)、サバンナ・グレワル(カナダ)とのラウンドが決定。現在のポイントランキングは127位。最終戦を除くと今季も残り9試合になっているだけに、まずは80位以内のシード権獲得を目指しポイントを上積みしていきたい。初日は日本時間午後8時26分に1番からスタートする。
畑岡奈紗はレクシー・トンプソン(米国)、ジーノ・ティティクル(タイ)との注目組入り。笹生優花もメーガン・カン(米国)、ハナ・グリーン(オーストラリア)という実力者とのラウンドになる。勝みなみはビアンカ・パグダンカナン(フィリピン)、ケイトリン・パップ(米国)とプレー。先週を7位で終えた西郷真央は、ライアン・オトゥール(米国)、アリヤ・ジュタヌガーン(タイ)との同組が決まった。
今週は世界ランクで日本勢最上位8位につける古江彩佳や、渋野日向子、また先週の全英を制したパリ五輪金メダリストのリディア・コ(ニュージーランド)、世界ランク1位のネリー・コルダ(米国)らは出場しない。
賞金総額380万ドル(約5億4720万円)の高額大会から、米国ツアーは今季の終盤戦に入って行く。