ユーヴェがまたもWG補強! ポルトから21歳フランシスコ・コンセイソンを有償レンタルで獲得

 ユヴェントスは27日、ポルトからポルトガル代表FWフランシスコ・コンセイソンがレンタル移籍にて加入することを発表した。

 クラブの発表によると、レンタル移籍期間は今シーズン終了時までにあたる2025年6月30日までの1年間。有償でのレンタル移籍となり、ユヴェントスはポルトに対して、700万ユーロ(約11億円)と最大300万ユーロ(約5億円)のボーナスを支払うことを明らかにしている。

 F・コンセイソンは2002年12月14日生まれの現在21歳。ユース年代でスポルティング、パドロエンセ、ポルトと渡り歩き、2021年2月にポルトでトップチームデビューを飾った。2022年夏にはアヤックスへ完全移籍したものの、トップチームでは定位置を確保できず、翌年夏にはレンタル移籍でポルトへ帰還。今年夏には完全移籍への移行が決まっていたものの、今度はポルトからのレンタル移籍で自身初のセリエAへ挑戦し、“ビアンコネロ”のユニフォームを身に纏うことが決まった。ポルトでは公式戦通算93試合の出場で11ゴール13アシストを記録した。

 また、今年3月にはポルトガル代表デビュー。その後もコンスタントに招集を受け、今夏に開催されたEURO2024では4試合のピッチに立った。これまでに国際Aマッチ通算6試合出場1ゴール3アシストを記録している。

 ユヴェントスは前人未到の9連覇を達成した2019-20シーズンを最後に、スクデットを手にできていない。今夏には、昨季ボローニャにチャンピオンズリーグ(CL)出場権をもたらしたチアゴ・モッタ氏を新監督として招へい。フランス代表MFアドリアン・ラビオ、ポーランド代表GKヴォイチェフ・シュチェスニーら多くの主力と別れを告げるなど、大幅にメンバーを刷新しており、“改革”を図っている。今夏の移籍市場では、アストン・ヴィラからブラジル代表MFドウグラス・ルイス、ニースからU-23フランス代表MFケフラン・テュラム、ミランからフランス人DFピエール・カルルらを迎え入れた。また、25日にはフィオレンティーナからアルゼンチン代表FWニコラス・ゴンサレスを迎え入れており、ユヴェントスは同選手に続いてウインガーを補強することとなった。

 既に2024-25シーズンのセリエAは開幕しており、ユヴェントスは19日に行われた開幕戦で昇格組のコモを3-0で下すと、続く26日の第2節でもヴェローナ相手に3-0と完勝。今季のセリエAの20チームで唯一となる2連勝スタートを切っており、現在首位に立っている。

【動画】F・コンセイソンがユヴェンティーノに挨拶!

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