スライスに悩むダンディ坂野さん 右サイドに“メンッ”でつかまったボールを「ゲッツ!」

ゴルフ大好き芸人のダンディ坂野さんの悩みは、突発的に出るドライバーのスライス。矢野東のコーチを務める河野勝成が指摘したのはダウンスイングでタメようとする動き。そして動揺するダンディさんに教えたのは剣道の“メンッ”で、クラブをリリースすることだった。

【ダンディ】スライスが突発的に出て右OBがよく出るのが悩みなんです。

【河野】坂野さんはダウンスイングでタメを作ろうとしていませんか?

【ダンディ】えっ!? 「タメを作れ」ってレッスンをよく見ますけど。

【河野】それだとダウンスイングで右肩が下がり、右手が左手より下がって振り遅れてしまいます。タメを作ろうとすればするほど、手元が浮いてスライスが出てしまうんです。

【ダンディ】いったいどうすれば?
【河野】真っすぐ立って剣道の「メン」を打つときのように右サイドにヘッドを下ろす。両腕は伸ばしながら右足外まで下ろしましょう。トンカチを振るように右手首をリリースすることが大事です。

【ダンディ】これでいいんですか?

【河野】そうです。次は左足で踏み込んでダウンの姿勢で下ろしてみましょう。そうすると、クラブをスイングプレーンに乗せられます。地面にヘッドを下ろしてから腰を回転させれば、スクエアなインパクトを迎えられます。右手が左手の上に来るように意識してみてください。

■ダンディ坂野さん
だんでぃ・さかの/1967年生まれ、石川県出身。「ゲッツ!」で一世を風靡したお笑い芸人。ゴルフをこよなく愛することでも知られる。ベストスコア82の腕前だが、スライスが出だすと100を叩くことも。

■河野勝成
こうの・かつなり/さまざまな最新スイング論を学び、現在は矢野東のコーチを務める。スタジオ「Five elements」でレッスンを行う人気プロコーチ。YouTubeチャンネル「Five elements」を配信している。
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「腰を反って胸を張ってツマ先体重で構えなさい」と言われていたのは、もう10年くらい前の話。「僕も2014年くらいまでそれが正しいと思って実践していました」というのは、ツアー通算3勝の矢野東。関連記事の【矢野東が30代後半から“反り腰”と“ツマ先体重”をやめた理由】では、体の故障を経てスイング改造に踏み切った理由に迫っている。

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