メジャー終え今季の米女子ツアーは“残り10試合”に…この後の流れは? 今週の新規大会には日本勢6人が出場

先週の「AIG女子オープン」(全英)で今季のカレンダーに載っていたメジャー大会がすべて終了した米国女子ツアーは、今週から再び米本土に場所を戻し、シーズンは終盤戦に入っていく。
その今週は新規大会の「FM選手権」(米マサチューセッツ州、TPCボストン)が29日~9月1日の日程で行われ、賞金総額380万ドル(約5億4720万円)がかけられる。シーズンも残り10試合。ここから女王争いや来季のシード権を巡る争いもさらに激化の一途をたどる。

FM選手権には畑岡奈紗、笹生優花、西村優菜、勝みなみ、西郷真央、吉田優利の日本勢6人がエントリーしている。なお世界ランク日本勢最上位の8位につける古江彩佳や、渋野日向子は出場しない。また世界ランク1位のネリー・コルダ(米国)や、全英を制したパリ五輪金メダリストのリディア・コ(ニュージーランド)らもスキップする。

この大会を終えるとツアーは2週間のオープンウィークへ。そのうちの1週は米国と欧州の対抗戦「ソルハイムカップ」が、9月13日からバージニア州で開かれる。そこから同19日開幕の「クローガー・クイーンシティ選手権」(オハイオ州)、同27日からの「ウォルマートNWアーカンソー選手権」(アーカンソー州)を行い、10月10日開幕の「ビュイックLPGA上海」(中国)からは秋のアジアシリーズへと突入していく。

上海の後は10月17日からの「BMW女子選手権」(韓国)、同24日からの「メイバンク選手権」(マレーシア)と続き、同31日には日本開催の「TOTOジャパンクラシック」が開幕。今年は滋賀県の瀬田GCを舞台に、4日間の熱戦が繰り広げられることになる。

それが終わるとハワイに会場を移し、今年は秋開催となる「ロッテ選手権」が11月6~9日の日程で開催。同14日からは「ザ・アニカ・ドリブンbyゲインブリッジatペリカン」(フロリダ州)が開かれ、ここで多くの選手がシーズンを終えることになる。

11月21~24日のシーズン最終戦「CMEグループ・ツアー選手権」はポイントランキング上位60人のみが出場できるエリートフィールドで、フロリダ州のティブロンGCが舞台となる。この大会を制した選手が、2024年シーズンの年間女王の座につく、という流れだ。

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