目指すは“大盛り頼める系女子”!? 鶴岡果恋、25歳の抱負

<ニトリレディス 事前情報◇21日◇桂ゴルフ倶楽部(北海道)◇6651ヤード・パー72>

前日20日が誕生日だった鶴岡果恋がメンタル強化を25歳の抱負に掲げた。ゴルフだけでなく、私生活でも時折、弱気な面が出るそうで「たくさん食べたくても、大盛りを注文できなかったり…」。これからは堂々と大盛りを注文する強い心でシード獲得を目指す。

高校の先輩でもある原英莉花ら黄金世代の1学年下。稲見萌寧や菅沼菜々と同学年の鶴岡が25歳の誕生日を迎えた。「昨夜は父とお世話になっているメーカーの方と食事をしたんですけど、別に誕生日祝いという感じではなく、いつもの食事でしたね。いろんな人におめでとうと言ってもらえるけど“誕生日だ。イエーイ。みんなにプレゼントもらえる、ヤッター”みたいな感じはなくなりましたね」。それでも、父親には欲しかったスニーカーをおねだりしたという。

あまり25歳という年齢は気にしていない様子だが、あえて抱負を尋ねると「メンタルが弱いので、ゴルフでも私生活でも“メンタル強い女子”になりたいですね」。私生活でのメンタルが何なのか気になるが、具体例として出てきたのは、ラーメン店など飲食店での注文。

「一人ご飯が好きでよく行くんですけど、女子なんで『大盛り頼むと恥ずかしいな』とか思っちゃうんですよ(笑)。一番はゴルフですけど、あらゆる面でメンタル強くなりたいです」。昨季から優勝争いに絡んでも、勝てないという試合を何度も経験しているだけに、ゴルフに関しては切実な思いだろう。

ただ、スタッツを見るとすでに大きな変化が読み取れる。昨季は予選ラウンドの平均スコアが71.218(20位)に対し、決勝ラウンドは71.999(53位)だったが、今季は予選71.750(37位)、決勝70.498(8位)と完全に逆転。勝負強さが身に付きつつある。

「数字はそこまで意識していなかったんですけど、昨年、決勝ラウンドが得意ではなかったことは覚えてます。今年は体力がついたというか、最終日になってもあまり疲れを感じなくなりました。気持ちの面もあるけど、それが大きいのかもしれません」。トーナメントを戦い抜く体力に強いメンタルが加われば、優勝争いの最終日でも存分に力を発揮できるはずだ。

今季は初優勝以上に、初シードを目標に掲げてシーズンに入った。「昨年がメルセデスランキング56位だったので、今年は絶対50位以内に入りたいです」。現時点で395.09ポイントの36位とシード圏内。最終的に昨季の50位が446.01ポイントだったことから「残り試合で100ポイント稼げれば、安全圏かなと思ってます。トップ10が2回で王手って感じですけど、そのトップ10が簡単じゃないんですよ」としっかり計算は立てている。

今週も距離があり、簡単に攻略できるコースではないが「7番(588ヤード)以外のパー5は2打でグリーンの近くまでは行くので、そこでしっかりスコアを稼ぎたいです」。今大会で単独4位以内なら目安の100ポイントを一気に獲得。バースデーウィークに自らの手でシード当確をつかみに行く。(文・田中宏治)

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