10人の“王者”に敗れたシュトゥットガルト、ウンダヴは失望「勝てるチャンスはあったのに…」

 シュトゥットガルトに所属するドイツ人FWデニズ・ウンダヴが、17日に行われたDFLスーパーカップのレヴァークーゼン戦を振り返った。同日にブンデスリーガの公式サイトがコメントを伝えた。

 無敗で国内2冠を達成したレヴァークーゼンと、昨季のブンデスリーガを2位で終えたシュトゥットガルトが激突。1-1で迎えた37分にレヴァークーゼンが退場者を出して数的有利を得たシュトゥットガルトは、63分に途中出場のウンダヴが逆転ゴールをマーク。しかし、88分にレヴァークーゼンが“十八番”の劇的な同点ゴールで試合を振り出しに戻すと、PK戦を4-3で制したレヴァークーゼンがスーパー杯初制覇を成し遂げた。

 同試合のマン・オブ・ザ・マッチに選出されたウンダヴは試合後、「まず、マン・オブ・ザ・マッチに僕に投票してくれたファンには感謝したい。だけど、僕はとてもイライラしているんだ」とコメント。次のように語り、自滅でタイトルを逃した失望をあらわにした。

「勝てるチャンスはあったのに、いきなりレヴァークーゼン相手に小さなミスを犯して得点を決められてしまった。そして、PK戦は純粋に運の問題だった。今週はPK戦の練習もしたし、良い感じだったのに、それが実らなかった。数的有利、2-1でリードしているときは勝たなければいけないんだ」

 また、シュトゥットガルトを率いるセバスティアン・ヘーネス監督は、「またしてもレバークーゼンにあと一歩だった。しかし、私が非常に満足していることに変わりはない。プレシーズンの間、我々は思うようなパフォーマンスを見せられなかった。でも今日は、自分たちに何ができるかを証明することができた」とコメント。結果はともかく内容面には満足していることを明かした。

 ブンデスリーガは来週末開幕し、レヴァークーゼンはボルシアMGと、シュトゥットガルトはフライブルクとそれぞれアウェイで対戦する。

【試合ハイライト動画】レヴァークーゼンvsシュトゥットガルト

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