スコットランドに3人組の“AYAKA応援団” 古江彩佳は声援後押しに「keep going」

<ISPS HANDA スコティッシュ女子オープン 3日目◇17日◇ダンドナルドリンクス(スコットランド)◇6584ヤード・パー72>

3日目も鉛色の厚い雲がコースを覆った。連日吹く強風は少しは和らいだものの、難コンディションに変わりはない。そのなかで、2022年覇者・古江彩佳が5バーディ・2ボギーの「69」とスコアを伸ばした。
スタートから連続バーディを決める好発進。3番はボギーとするも悪い流れにはならず、それ以降も小気味よくバーディを奪っていった。7番は「6〜7メートルくらい」のパットを沈めてナイスパーセーブ。17番もやや長いバーディパットを決めるなど要所でパッティングが光った。「きょうはいいゴルフができました。集中しながらショットもパッティングもよかった」と納得の表情。初日から強い風が吹き荒れる展開となっているが「慎重に風を信じながらプレーしている」と落ち着いたプレーを見せている。

そして、3日目はスコットランドの地に3人組の日本人ギャラリーも駆けつけた。古江のラッキーカラーでもあるピンクのウェアに身を包み、古江のプレーを後押しするまさに“応援団”。3人が並ぶと“AYAKA”とウェアに書かれていた。バーディパットを決めると大きな声援を送る姿に「諦められない(笑)。『keep going』ではないですが、やり続けることができる」と好スコアの源にもなった。最終日も応援団は駆けつけてくれるそうで、もしかすると中継に映る姿を見られるかもしれない。

首位はトータル12アンダーまで伸ばしたローレン・コフリン(米国)。トータル5アンダー・8位の古江にとって差は広がってしまったものの「あしたも集中して、うまく風と友達になって、一つでも上を目指して頑張っていけたら」と意気込んだ。22年大会では最終日に「62」をマークし、4打差をひっくり返し優勝を手にしている古江。7打差逆転の可能性は十分に期待できる。(文・齊藤啓介)

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