
<フェデックス・セントジュード招待 初日◇15日◇TPC サウスウィンド(米国)◇7243ヤード・パー70>
米国男子ツアーは、年間王者を決める全3試合のプレーオフシリーズが開幕。フェデックスランキング上位70人が出場する大会の第1ラウンドが終了した。
日本勢はランキング8位の松山英樹が出場。初日を7バーディ・2ボギーの「65」で終え、5アンダー・2位タイと順調に滑り出した。
スタート直後の3番でボギーが先に来る展開だったが、すぐさま4番で取り返すと、14番からの3連続バーディなど16番までに7つ伸ばす快進撃。2打目を左のバンカーに入れた17番パー4でこの日2つ目のボギーが来たが、首位と1打差の好位置でホールアウトした。
単独トップには6アンダーのクリス・カーク(米国)が立った。松山と並ぶ2位にはテイラー・ペンリス(カナダ)、マチュー・パボン(フランス)が続く。
ランキング1位でプレーオフシリーズに進出したスコッティ・シェフラー(米国)は、4アンダー・5位タイと上々発進。ランク2位のザンダー・シャウフェレ(米国)も同じ順位につけている。
プレーオフシリーズは、優勝2000ptなど順位ポイントが通常大会の4倍に設定され、まず今大会終了時点のランク50位までの選手が次戦に出場。そこから最終戦「ツアー選手権」でさらに30名まで絞りこまれる。最終戦で一度ポイントがリセットされ、ポイントランク1位は10アンダー、2位は8アンダーからスタートするハンディキャップ方式が採用される。そして同大会を制した選手が年間王者に輝き、2500万ドル(約36億6676万円)のボーナスを手にする。