「このままやるのも怖かった」 渋野日向子が4ホール終えて涙の棄権

<ISPS HANDA スコティッシュ女子オープン 初日◇15日◇ダンドナルド・リンクス(スコットランド)◇6584ヤード・パー72>

スコットランドで行われている全英前哨戦に出場している渋野日向子が4ホールを終了し、5ホール目のティショットを打った直後に棄権した。
10番からスタートした渋野は2オーバーで迎えた14番ティショットを打ったあと、大会を放送するWOWOWの映像では、涙を流しながら同伴競技者に棄権を申し出る姿が映った。

10番をパーとすると11番で1メートルにつけバーディ。12番ボギー、13番をダブルボギーとしていた。棄権後、トレーナーが腰から左尻、足にかけてチェックする姿も見せていた。引き上げたあと取材に応じた渋野は、「左の股関節かお尻。朝の練習で痛めて」と、スタート時から痛みがあったことを明かした。「急に来たからびっくりして。その痛みが頭に残っちゃって、振ったら痛いし、踏み込めないし、このままやるのも怖かった」と状況を説明している。

渋野の棄権は2022年6月の「KPMG全米女子プロ選手権」以来、日米通じてこれが2度目。この時は体調不良により第3ラウンドスタート前に競技を取りやめていた。

次週は今季最後のメジャー大会「AIG女子オープン」(全英)が待つ。大事に至らないことを願うばかりだ。

※16日午前2時55分に加筆、修正をいたしました。

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