プレーオフシリーズが開幕! 初の年間王者へ、松山英樹の戦績をおさらい

<フェデックス・セントジュード招待 事前情報◇15日◇TPC サウスウィンド(米国)◇7243ヤード・パー70>

本日15日から米国男子ツアーのプレーオフシリーズが開幕する。全3戦で構成され、ランキング上位者がしのぎを削るエリートフィールド。このプレーオフに11年連続で進出した松山英樹の戦績を振り返る。
今月の「パリ五輪」で銅メダルを獲得した松山は、ルーキーだった2013-14年シーズンに「メモリアル・トーナメント」で米ツアー初優勝。1年目からプレーオフシリーズに出場し、今年で11年連続となる。

松山が最も年間王者に近づいたのは、2016-17年シーズンだ。世界ゴルフ選手権シリーズの「WGC-HSBCチャンピオンズ」「WGC-ブリヂストン招待」、そして得意大会の「ウェイスト・マネージメント・フェニックス・オープン」を制覇。圧倒的な強さを見せて、ポイントランク1位でプレーオフシリーズに突入した。

だが、第1戦の「ザ・ノーザン・トラスト」では予選落ち。その後の3戦は23位、47位、26位に終わり、最終的にはランキング8位で年間王者の称号を逃した。

そして、昨季の2022-23年シーズン。首痛が原因でレギュラーシーズンはトップ3が0回、トップ10入りも2回のみと不振に陥ったが、ポイントランク57位で辛くもプレーオフシリーズには進んだ。第2戦の「BMW選手権」は50位、最終戦の「ツアー選手権」は30位までと出場枠が絞られていく過酷な戦いで、第1戦「フェデックス・セントジュード選手権」の最終日で『65』をマーク。16位タイに入り、ランキングを57位から47位に上げ、第2戦にコマを進めた。

しかし、2日目のスタート前に“背中痛”を訴えて大会から棄権し、10年連続となる最終戦出場を逃した。今年は2月の「ジェネシス招待」を制し、ランキング8位でプレーオフへ。初の年間王者へ期待がかかる。

【松山英樹 直近5年のプレーオフシリーズ成績】
■2018-19年
「ノーザン・トラスト」30位(-6)
「BMW選手権」3位(-20)
「ツアー選手権」9位(-5)

■2019-20年
「ノーザン・トラスト」29位(-10)
「BMW選手権」3位(-2)
「ツアー選手権」15位(-7)

■2020-21年
「ノーザン・トラスト」43位(-7)
「BMW選手権」46位(-9)
「ツアー選手権」26位(E)

■2021-22年
「BMW選手権」35位(-2)
「ツアー選手権」11位(-13)

■2022-23年
「フェデックス・セントジュード招待」16位(-9)
「BMW選手権」棄権

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