メジャー制覇後は約1カ月のオフ 古江彩佳の「うれしいバタバタ」生活

<ISPS HANDA スコティッシュ女子オープン 事前情報◇13日◇ダンドナルドリンクス(スコットランド)◇6584ヤード・パー72>

7月の「アムンディ・エビアン選手権」でメジャー初制覇。それ以降、初の実戦となる古江彩佳が公式会見で笑顔を振りまく。「優勝したいい思い出の場所に戻ってこられるのはうれしい」。2022年大会覇者がメジャーVという手土産を持ってスコットランドに戻ってきた。
メジャーを制してからの約1カ月、試合に出場していなかったがどんな過ごし方をしていたのか。「うれしいバタバタです」と表現する。お世話になっている人たちへの挨拶などで多忙な日々を送っていた。ゴルフは「できればするけど…という感じでした」と、みっちりクラブを握ることはできなかった様子。その間には自分へのご褒美として 「カバンを買いました」と笑顔で明かす。

「応援してくださっている方の反響はすごく大きかった」と、周りからの声で自身が成し遂げた快挙の大きさを感じる日々。そして、「今年は上位争いはするけど、なかなか優勝できずしんどかった部分もあった。優勝できて気が楽になった」というのもメジャー制覇の“効能”だ。今後は「たくさん優勝していくというのが一つの目標」と、この快挙がモチベーションをさらに高めてくれる。

ただ、思いのほかメジャーの記憶は残っていないようで、「そんなに覚えていない。映像で後から見て18番の3打目は覚えているくらい」という“のんびり発言”に記者たちも拍子抜け。メジャー制覇を成し遂げるも、これまでと変わらない姿がそこにあった。

今大会の意気込みも「いつも通り頑張れたら」とブレはなし。それでも、一皮むけて帰ってきた22年覇者のプレーには期待が膨らんでしまう。(文・齊藤啓介)

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