スターリングにチェルシー退団の可能性…ネト加入&J・フェリックス復帰噂で去就不透明に

 チェルシーに所属するイングランド代表FWラヒーム・スターリングに退団の可能性が浮上しているようだ。12日、イギリス紙『イブニング・スタンダード』やスペイン紙『アス』が伝えている。

 イングランド代表MFコナー・ギャラガーの移籍でアトレティコ・マドリードと合意に至っているチェルシーは、別の取引で同クラブからU-23スペイン代表FWサムエル・オモロディオンの補強を画策。交渉は順調に進み、残すところはメディカルチェックの通過と正式発表のみと報じられていた。しかし、契約の最終段階で重大な問題が発生したことを受け、交渉は急転直下で破談に。同選手はマドリードへ戻り、改めて新天地を探すこととなった模様だ。

 これを受け、チェルシーはオモロディオンと同じくアトレティコ・マドリードに所属するポルトガル代表FWジョアン・フェリックスの獲得を検討。選手自身が2022-23シーズン後半戦以来のチェルシー復帰を希望していることや、同選手がギャラガーの取引の一部に含まれる可能性などが報じられている。

 こうした複雑な事情のなか、チェルシー在籍3年目を迎えたスターリングに今夏の退団の可能性が浮上しているという。報道によると、同クラブがウルヴァーハンプトン(ウルブス)からポルトガル代表FWペドロ・ネトを獲得したことに加え、現在J・フェリックスの復帰が検討されていることから、両選手と同じくウイング(WG)やセカンドトップを主戦場とするスターリングの退団の可能性が高まっているとのこと。移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏も、J・フェリックスのチェルシー復帰が確定した場合には、スターリングが他クラブへ移籍する可能性があると指摘している。

 なお、『アス』やスポーツ専門チャンネル『ESPN』によると、ユヴェントスがスターリングの獲得に興味を示しており、すでにチェルシー側への問い合わせを行ったようだ。チェルシーとアトレティコ・マドリードの今後の交渉次第では、ユヴェントスがスターリング獲得に向けて本格始動することになるかもしれない。

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