オサスナは9日、バイエルンからスペイン代表FWブライアン・サラゴサが期限付き移籍にて加入することを発表した。契約期間は2024－25シーズン終了までの1年間で、レンタル料は25万ユーロ（約4000万円）。買い取りオプションは付随していない。
2001年9月9日生まれで現在22歳のサラゴサは左右のウイング（WG）を主戦場とするプレーヤー。グラナダの下部組織出身で2020年夏にトップチーム昇格を果たした。徐々に頭角を表すと、迎えた2023－24シーズンは前半戦だけで公式戦21試合出場6ゴール2アシストをマークするなど躍動し、昨年10月にはスペイン代表にデビュー。同12月にはシーズン終了後のバイエルン加入が発表された。
今年2月にはバイエルンのWGポジションに負傷者が続出したことに伴い、約半年前倒しする形で同クラブへ加入。しかし、世界各国のタレントを数多く擁するチームで主力に定着することはできず、シーズン終了までの期間で得られた出場機会は7試合に留まった。
サラゴサのレンタル移籍に際し、バイエルンのクリストフ・フロイントSD（スポーツディレクター）はクラブ公式サイトを通じて次のようなコメントを発表している。
「ブライアンはバイエルンで重要な役割を担うという明確な目標に集中しており、それに必要な素質もすべて備わっている。我々は母国スペインでの今シーズンが彼を成長させると確信している。彼は今、高い競争力の試合を多く必要としており、オサスナはそれを得るのに非常に良い場所だ」
【動画】ブライアン・サラゴサのプレー集
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