
米国男子ツアー「全英オープン」、「バラクーダ選手権」を終えて、最新のフェデックスカップランキングが発表された。
今季メジャー最終戦「全英オープン」はザンダー・シャウフェレ(米国)がシーズンメジャー2勝目を挙げ、800ポイント(pt)を獲得。通算4,057ptで2位をキープした。
出場した日本勢9人のうち唯一予選を通過した松山英樹はトータル12オーバー・66位タイフィニッシュ。6ptあまりを加算し、通算1,899ptで8位をキープした。
予選落ちとなった久常涼はポイントを獲得できず通算360ptで99位から102位にランクダウンした。
その他注目勢、ローリー・マキロイ(北アイルランド)、ルドビグ・オーバーグ(スウェーデン)、ウィンダム・クラーク、サヒス・ティーガラ、トニー・フィナウ、アクシャイ・バティア(いずれも米国)も予選落ち。マキロイは3位、クラークは5位、オーバーグは6位、ティーガラも7位をキープ。フィナウは15位へ、バティアは14位へランクダウンした。
同週開催された裏大会「バラクーダ選手権」(ポイント積み上げ式)はニック・ダンラップ(米国)がプロ初勝利を挙げ、300ptを獲得。通算701ptで95位→64位へ浮上した。2pt差2位に終わったビンセント・ウィアリー(米国)は167位→119位へジャンプアップした。
日本ツアーの元賞金王であるチャン・キム(米国)は17ptを加算したが、ワンランクダウンの97位となった。
1位からは前週と変わらずシェフラー、シャウフェレ、マキロイ、コリン・モリカワ(米国)、クラークと続いている。
レギュラーシーズン終了時点のランキング上位70位までが来季シード権を獲得するとともに、年間王者をかけたプレーオフシリーズに進出。上位50位に入れば高額賞金や高額ポイントが付与される少人数の格上げ大会への出場権が得られる。