ナポリがFWオシムヘンの移籍金引き下げを検討…売却に苦戦で資金調達進まず

 ナポリはナイジェリア代表FWヴィクター・オシムヘンの移籍金について、わずかな割引を行う意向があるようだ。20日付けでイタリアメディア『Football ITALIA』が伝えている。

 来シーズンに向けてアントニオ・コンテ監督を新たな指揮官に迎えたナポリでは、近年の移籍市場で人気銘柄として国内外のビッグクラブから注目を集めるオシムヘンを売却し、新たな選手を補強するプロジェクトが噂されている。しかしながら、クラブが設定した1億3000万ユーロ(およそ223億円)の解約金条項に見合うオファーを出すクラブは現れておらず、思うような補強戦略を進められていないようだ。

 そこで同クラブのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長は、他クラブとの取引を円滑に進めるべく、オシムヘンのわずかな割引を考えているという。移籍先の候補の筆頭は、かねてより噂されているパリ・サンジェルマン(PSG)で、同メディアは「ナポリはこのストライカーを早急に売却し、資金を得たいと考えている」と伝えた。

 現在25歳で、昨シーズンはセリエA25試合出場15得点を記録したオシムへン。今度の動向に注目が集まる。

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