バイエルン入団会見に出席した伊藤洋輝…新天地での適応に自信を示す「お互いをうまく補い合える」

 バイエルンに加入した日本代表DF伊藤洋輝が16日、自身の入団会見に臨んだ。

 現在25歳の伊藤は、ジュビロ磐田の下部組織出身で2018年にトップチームへと昇格。2019年シーズンは期限付き移籍により名古屋グランパスでプレーし、磐田に復帰後の2021年夏にはシュトゥットガルトにレンタル移籍で加入した。翌年夏に完全移籍へ移行すると、センターバック(CB)や左サイドバック(SB)を主戦場にしながら公式戦通算97試合に出場し2ゴール5アシストをマーク。2023-2024シーズンも主力として活躍し、ブンデスリーガで2位フィニッシュを果たしたクラブの躍進を支えた。

 そんななか、バイエルンは先月13日に伊藤の獲得を発表。新シーズンから世界屈指のメガクラブでプレーすることが決まった伊藤が、自身の入団会見で意気込みを語っている。

 新天地の印象について問われた伊藤は、「チームメイト全員が初日から温かく迎えてくれた。昨日は最初のテストを行ったが、順調に進んでいる」とコメント。「バイエルンは多くの時間でボールを保持している。プレッシャーのかかる状況にうまく対処する必要がある。優秀な選手がたくさんいるし、ボールをコントロールしたい」と適応に向けたポイントを述べつつ、「僕はいくつかのポジションでプレーできる。ここではお互いをうまく補い合える」と自らの長所を説明した。

 また、各国のスター選手と同僚になる伊藤だが、「セルジュ・ニャブリはミュンヘンのおいしい日本食レストランを勧めてくれた」とドイツ代表FWとのやりとりを告白。「僕は典型的な日本人というわけではないが、一生懸命ハードワークして自分の役割を果たそうと努力する。それが一般的な日本人のメンタリティなんだ」と決意を口にしている。

 なお、会見にはクラブのスポーツディレクターを務めるクリストフ・フロイント氏も同席しており、「私たちはボール扱いにとても長けたCBの洋輝と契約した。ここ数年、彼は素晴らしい成長を遂げており、まだ限界に達していないと確信している。彼が私たちと一緒にいることをとても嬉しく思う」と同選手に対しての評価を明かした。

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