FWキープは“100%” 山下美夢有がボギーフリーで急浮上「いい感じにはなっている」

<アムンディ・エビアン選手権 3日目◇13日◇エビアンリゾートGC(フランス)◇6523ヤード・パー71>

予選2日間はパープレーが続いていた山下美夢有。「きょうはまだショットも安定していて、ラッキーなバーディもあって」という一日で、ようやく「67」とアンダーパーを記録した。
その“ラッキー”が訪れたのは13番のパー4。13メートルからのバーディパットが、カップに吸い込まれた。最終的に4つのバーディを積み重ねたが、さらに評価できるのはボギーがなかったこと。カットライン上の56位タイからスタートし、一気にトータル4アンダーの28位タイまで駆け上がった。

この日のフェアウェイキープ率は100%(13/13)。パーオン率も88.8%(16/18)と、持ち味をいかんなく発揮しての浮上と感じる。本人も「だいぶ(ショットが)良くなってきて、いい感じにはなってるんかなと思う」と、ここに好材料を見出す。3日続けてパット数30台のグリーンについては、「慣れることはないかな」と話すが、同時に「ショットも大事ですけど、最後はやっぱりパターの読みで決まってくる」という思いも。ラスト一日は、そこもスッキリと乗り切りたい。

前回のメジャー「KPMG全米女子プロ選手権」で2位になり、逆転でパリ五輪日本代表の座を射止めた。今大会開幕前には、そのパリを観光で訪れ、景色なども堪能している。今回は同じフランスでのメジャー大会。五輪に向けてもこの地で“いい思い出”を刻み込んでおきたい。

トップと10打差で迎える最終日。安定感を取り戻した日本の女王は、「スコアをしっかり伸ばせるように頑張りたい」と1つでも上を目指して戦っていく

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