レアル、レンタル先で頭角を現した“新鋭CB”をナポリに売却も…複数パターンの買い戻しOPが付帯か

 レアル・マドリードからナポリに完全移籍したスペイン人DFラファ・マリンには、買い戻しオプションが付帯しているようだ。10日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 現在22歳のラファ・マリンは、地元のアマチュアクラブを経て2014年にセビージャの下部組織へと入団すると、2年後にはレアル・マドリードのカンテラに移籍した。2020-2021シーズンからレアル・マドリード・カスティージャ(Bチーム)で出場機会を掴み始め、2021年12月にはデビューとは至らなかったものの、初めてトップチームのベンチに登録された。2023-2024シーズンはアラベスへとレンタル移籍。公式戦35試合に出場し、ラ・リーガ復帰1年目となったクラブの残留に大きく貢献した。

 そんななか、10日にナポリはレアル・マドリードからラファ・マリンを完全移籍で獲得したことを発表。2023-2024シーズンのラ・リーガで、元スペイン代表DFセルヒオ・ラモス(セビージャ在籍時)に次ぐリーグ2位のクリア数を記録した若きセンターバックは、1200万ユーロ(約21億円)の移籍金でイタリアに上陸した。

 しかし、同紙は今回の取引に買い戻しオプションが付帯していると主張。金額に関しては、2026年であれば2500万ユーロ(約44億円)、2027年であれば3500万ユーロ(約61億円)と、複数のパターンが準備されているという。一方で、契約には来シーズン中に1000万ユーロ(約18億円)をナポリがレアル・マドリードへと支払うことで、買い戻しオプションを倍額にする内容も盛り込まれている模様だ。

externallink関連リンク

●ナポリが元イタリア代表DFスピナッツォーラを獲得 ローマからのフリー移籍で2年契約締結●ラツィオ、“格安オファー”承認でインモービレをトルコに売却へ…退団希望を受けて要求額を大幅減●ミラン、モナコのフランス代表MFフォファナに関心か…すでに5年契約締結で個人合意?●コウチーニョが14年ぶりに古巣復帰決定! ヴァスコ・ダ・ガマへ期限付き移籍で1シーズン加入●インテル、主将ラウタロと2029年夏まで契約延長へ…コパ・アメリカ終了後に発表か
externallinkコメント一覧

コメントを残す

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)