
ユヴェントスは10日、ニースからU-23フランス代表MFケフラン・テュラムを獲得したことを発表した。
発表によると、ユヴェントスはK・テュラムと2029年6月30日までとなる5年契約を締結。なお、イタリアメディア『フットボール・イタリア』によると、移籍金は2000万ユーロ(約35億円)を3回で分割して払い、60万ユーロ(約1億円)の追加費用が加算されることになるようだ。
現在23歳のK・テュラムは身長192センチメートルのMF。モナコの下部組織出身で、2018年11月にトップチームデビューを果たし、2019年7月にニースにフリー移籍で加入した。2023-24シーズンは公式戦29試合に出場するなど、在籍5シーズンで公式戦通算167試合出場9ゴール12アシストを記録した。
また、父リリアン・テュラム氏、兄マルクス・テュラム(現インテル)に続いて、2023年3月にはフランス代表デビューを果たしているほか、パリオリンピック2024に臨むU-23代表チームの候補メンバーにも招集をされていた。
しかし、五輪はクラブに派遣義務がない大会であるため、移籍先となるユヴェントスが招集を拒否することが報じられていたことから、最終メンバーからは急遽外れる事態になっていたなか、正式にユヴェントス加入が決定した。