チェルシー、22歳FWアデイェミに関心か…今夏ドルトムント退団の可能性が浮上

 チェルシーが、ドルトムントに所属しているドイツ代表FWカリム・アデイェミの獲得に関心を示しているようだ。9日、ドイツ紙『ビルト』やドイツメディア『スカイスポーツ』などが伝えている。

 2002年1月18日生まれで現在22歳のアデイェミは、バイエルンの下部組織などを経て2018年夏にザルツブルクへ加入。2018年7月から2019年12月までリーフェリングへのレンタル移籍を経験しながら、ザルツブルクで迎えた2021-22シーズンには公式戦44試合の出場で23ゴール9アシストを記録し、2022年7月にドルトムントに完全移籍を果たした。

 加入初年度は公式戦32試合出場で9ゴール6アシストと結果を残したアデイェミだが、2023-24シーズンは負傷離脱を余儀なくされた期間もあり、公式戦34試合出場で5ゴール2アシストを記録するにとどまった。

 そんなアデイェミはドルトムントとの現行契約が2027年6月30日までとなっているものの、6月に行われたチャンピオンズリーグ(CL)決勝前から今夏の売却候補であることが噂されており、去就には注目が集まっている。

 そして、今回の報道によると、チェルシーがアデイェミの獲得に向け話し合いを始めたという。ドルトムントとしては同選手に不満を持っているわけではないが、昨季のパフォーマンスが不安定だったこともあり、3000万ユーロ(約52億円)ほどのオファーが届いた場合は売却を認める方針と見られていることから、移籍の可能性が浮上していることが伝えられている。

 なお、アデイェミにはチェルシーのほかに、リヴァプールやユヴェントス、ミランなどからも関心が寄せられているものの、同選手自身は移籍するなら、プレミアリーグでのプレーを望んでいることも報じられている。まだ正式なオファーはどのクラブも提示していないようだが、果たして争奪戦を制してチェルシーが獲得することはあるのだろうか。

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