4年越しでゲット! 佐藤大平のキャメロンがレア過ぎた【きょうのヒトネタ!】

ゴルフのトーナメント会場は“ネタの宝庫”。ただ、そのすべてを伝えることはなかなか困難なこと…。そこで現場記者がコースを歩くなか“見た”、“聞いた”もののなかからちょっと気になった1つのテーマ、すなわち“ヒトネタ”をご紹介! 今回は国内メジャー2戦目となる「日本プロゴルフ選手権」が行われる富士カントリー可児クラブ 志野コース(岐阜県)から。

練習日となった水曜日は、多くの選手がパッティンググリーンで練習に勤しんだ。強い日差しが照りつける中、太陽に負けないほどの輝きを放つ『スコッティ・キャメロン』のパターで入念に調整をしていたのは佐藤大平だ。先週届いたばかりという新パターとエースパターを何度も打ち比べをしているので詳しく話を聞いてみると、どうやらかなりの“レア物”らしい。

スコッティ・キャメロンと言えば、いわゆる“サークルT”と呼ばれるツアープロに提供されるモデルなど希少性の高いパターが存在することは有名だが、それはツアー会場ではよく見かけるもの。そのなかでも先週からテストしている佐藤のパターはかなり珍しいモデルだとツアー担当者は言う。

正体は『ニューポート2』をベースにしたGSSで、ソールにネジ型のウェイトが装着できるタイプだ。担当者によるとGSSは一体成型のものがほとんどで、ソールにウェイトが装着できるタイプはレア。中にはタングステンウェイトが装着されたものはあるが、ネジ型のウェイトが装着できるものはレア中のレアとのことだ。

さらにこのパターとの出会いを佐藤は話してくれた。「4年前くらいにお願いしたのですが、お願いしてすぐにキャメロンさんから『それはもう作らない』と言われたほどの幻のパターだったんですよ」。ただ最近になり同型のパターをトム・キム(韓国)やジャスティン・トーマス(米国)が使用していたことで「あるのかなと思って、またお願いしたら作ってもらえました」と念願成就。まさに4年越しのゲットとなった。

ただ、「先週届いたばかりなので、慣れてきたら…」と今週の投入は見送り。慣れ親しんだエースで試合に挑む。ちなみにエースパターも『ニューポート2』をベースとしたGSSにタングステンウェイトが装着。さらにGSSにしかペイントされないティファニーブルーのスタンプとドットが入っており、こちらもレア物だ。

中学3年生から使用しているという大のスコッティキャメロン通である佐藤が、パターに求めるものは「かっこよさ」とキッパリ。フィーリングはもちろん所有感も満たされる一本とともにメジャー攻略といきたい。

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