最新3番ウッド30本を独自診断! 「飛距離」「上がりやすさ」「ミスに対する強さ」「操作性」「ライへの対応力」で選んだ“ベスト3”はコレだ

今回、ギアに精通するプロゴルファー、飯沼大輔の独自診断の元に、3番ウッドの最新モデル30本の中で、「飛距離」「上がりやすさ」「ミスに対する強さ」「操作性」「ライへの対応力」の5つの性能で“ベスト3”のクラブを選抜してみた。
【飛距離 トップ3】
1位:テーラーメイド Qi10 ツアー
2位:キャロウェイ PARADYM Ai SMOKE ♦♦♦
3位:コブラ DARKSPEED LS

浅重心ヘッドが上位にランクイン。重心が前にあるぶん、低スピン&ライナー弾道で飛んでくれる。パワーヒッターが叩いてもスピン量が増えず、風に負けない超強弾道ボールで大きく飛ばせる。

【上がりやすさ トップ3】
1位:ダンロップ ゼクシオ13
2位:タイトリスト TSR1
3位:テーラーメイド Qi10 MAX

『ゼクシオ13』は弾道の高さ、打ち出し角、スピン量で1位を記録。トップ3クラブは、スピン量が多く、トップ気味の当たりでも球が浮くのが特徴。ヘッドスピードが遅く3番ウッドで地面から球を上げられない人に◎。

【ミスに対する強さ トップ3】
1位:マジェスティゴルフ マジェスティ プレステジオ 13
2位:テーラーメイド Qi10 MAX
3位:ピン G430 MAX HL

重心深度が深い大型ヘッドで、球の上がりやすさとスイートエリアの広さが特徴のモデルがトップ3に。2位の『Qi10MAX』は、16度のロフトと出っ刃形状で球を拾いやすくトップ目でも飛距離を稼げる。

【操作性 トップ3】
1位:ブリヂストンゴルフ B1 ST
2位:ミズノ ST-MAX 230
3位:タイトリスト TSR3

重心深度が浅く重心距離が短いタイプが上位に。1位の『B1 ST』はつかまりが良く、フェースコントロールをしながら狙ったラインに打ち出せる。3位の『ST-MAX 230』は、芯の広さも備える異色のタイプ。

【ライへの対応力 トップ3】
1位:ヨネックス EZONE GT
2位:コブラ DARKSPEED MAX
3位:つるや アクセルゴールドプレミアム

ヒールからトゥにかけて丸くなったラウンドソールならツマ先上がり&下がりでもヘッドが抜けやすい。また、小型ヘッドの方がラフからでも振り抜けるという。1位の『EZONE GT』は、幅広い人が使える万能タイプ。

ここで気を付けたいのは、ヘッドスピードが遅い人が浅重心ヘッドがそろう飛距離部門トップ3のクラブを選ぶこと。球が上がらずに飛距離が稼げないミスに陥いってしまう。とにかく球が上がりやすいクラブを選ばないと、適正な高さと飛距離を出すことができないのだ。深重心&低重心でロフト角が多く、フェースプログレッションが大きい出っ刃形状モデルを選ぶことをオススメしたい。

■試打 飯沼大輔
いいぬま・だいすけ/1978年生まれ。2015年プロ入り。正確なショットに定評があり、2017年に神奈川県オープン優勝。現在は主宰する「Accuracy Golf Studio」でインストラクターを務めている。

◇ ◇ ◇

 ●今年のフェアウェイウッドはさまざまな新モデルが発売されている。3番ウッド選びで悩む人には関連記事【スピン量で選ぶ! 最新3番ウッド30機種を徹底分析‼ 2300回転と2600回転が決め手 】がオススメ。これでピッタリなクラブが見つかる!

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