キミッヒ、早ければ今夏にバイエルン退団の可能性…新天地候補として5クラブを検討か

 バイエルンに所属するドイツ代表MFジョシュア・キミッヒに今夏の退団の可能性が浮上しているようだ。25日、ドイツ紙『ビルト』が伝えている。

 12年ぶりの無冠という不本意な成績で2023-24シーズンを終えたバイエルンは、今夏の移籍市場での戦力拡充を画策。シュトゥットガルトに契約解除金の3000万ユーロ(約51億円)を支払い、日本代表DF伊藤洋輝を獲得したほか、レヴァークーゼン所属のドイツ代表DFヨナタン・ターやクリスタル・パレス所属のフランス人MFミカエル・オリーズとの交渉が進行中であると報じられている。

 そんな中、2015年夏の加入以来チームの主軸として活躍しているキミッヒには退団の可能性が浮上しているという。同選手の現行契約は2025年6月末までとなっているが、現時点で契約延長交渉は行われておらず、遅くとも来夏、適切なオファーが届いた場合は今夏にバイエルンを去る可能性が高いようだ。

 今夏に就任したヴァンサン・コンパニ監督は、ポルトガル代表MFジョアン・パリーニャの獲得を望んでおり、キミッヒを守備的MFのファーストチョイスとは見ていない模様。また、直近で起用が増えている右サイドバック(SB)については、レヴァークーゼンにレンタル加入していたクロアチア代表DFヨシプ・スタニシッチの復帰が有力視されている。こうしたことから、契約延長の可能性は低くなっており、キミッヒ本人も移籍を検討しているようだ。

 なお、移籍市場に精通するドイツメディア『スカイスポーツ』のフロリアン・プレッテンベルク記者によると、キミッヒは移籍先としてマンチェスター・シティ、アーセナル、リヴァプール、レアル・マドリード、バルセロナの5クラブを検討しているという。果たして今夏に獲得に乗り出すクラブは現れるのだろうか。

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