ジョン・デーリーも使う米国産 “地クラブ”を日本のツアーで発見! SUB70ってどんなアイアン?

前週行われた「スターツシニア」でシニアデビューを果たした菊池純。「もうちょっとできた感はあります」と、3月に両ヒザを痛めた影響もあり、3日間トータル5アンダー・22位タイで大会を終えた。
菊池はレギュラー時代、2007年の「サン・クロレラクラシック」で初優勝。11年の同大会では、第2ラウンドに8連続バーディを達成し、これは今でも同一ラウンドでの連続バーディ記録となっている。10年前からはさまざまな地クラブを扱うゴルフショップ『EUROZ GOLF(ユーローズゴルフ)』を東京六本木にオープンし、社長の顔も持つ。近年は下部のABEMAツアーで「試合勘をなくさないように準備をしてきた」。

そんな菊池のバッグをのぞいてみると、ツアーではあまり見かけない黒いヘッドのアイアンが入っていた。これは米イリノイ州で生まれたSUB70(サブセブンティ)の『659 CB FORGED』。メジャー2勝のジョン・デーリー(米国)も使う知る人ぞ知るブランドで、菊池が社長を務めるEUROZ GOLFや太平洋クラブのほか、全国の一部の工房で取り扱っている。
「アイアンはシルバーとか黒とか色を選べて、ヘッドのタイプも何種類かある。試しに打ったらすごく良くて、打感がめちゃくちゃやわらかいんですよ」と、1年半前から使い続けている。どんなアイアンなのか? 「アメリカっぽいアイアンで、プシュッと吹け上げるんですよ。スピンは入りやすいから、そのぶん飛ばなかったりするけど、ドーンと飛ぶよりはいい感じです」。

少しグースが入っているのも特徴で、「僕はストレートネックが好きではない。たまたまグースが入っているからそれも良かったです」という。シニアツアーでは用品契約を結ぶ選手が少ないため、菊池社長が活躍すれば、今後使用者が増える可能性もありそうだ。
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 ●今年は高性能アイアンが多く発売されている。セカンドショットで悩む人には関連記事【最新アイアン35機種の秘密! やさしいモデルは7番平均ロフト角29.3度、アスリートモデルは31.4度!】がオススメ。やさしいアイアンや飛ばせるアイアンなどピッタリモデルが分かるかも……。

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