吉田優利が“一振り”でブリヂストン新アイアンに総取っ替え「抜けが良くなった」

<KPMG全米女子プロゴルフ選手権 事前情報◇18日◇サハリーCC(米ワシントン州)◇6731ヤード・パー72>

開幕前日時点でウェイティング3番手に入る吉田優利はコースで調整を続けている。そのなかで、バッグに入っているアイアンを“がらり”と一新した。
それはブリヂストンの新アイアンと見られる『241CB』と書かれたモデル。日本ツアーでは「宮里藍 サントリーレディス」の会場で初めて選手の手に渡り、阿部未悠、桑木志帆、佐藤心結らが好感触を示していることが確認されている。

吉田はこのプロトタイプをテストしたことが一度もなく、これが初対面。ブリヂストンのツアー担当者から手渡され、いざ打ってみると、いきなりの好感触を示した。そして5番アイアンからピッチングウェッジまでのアイアンすべてを、そのままチェンジした。

これまでは5番アイアンは易しいモデルの『222CB+』、6番からは『221CB』を愛用してきた。「前のような打感を残しながら進化している感じ。突っかかるのではなく、地面をうまく滑ってくれる。抜けが良くなった。(米国の芝は)スッと抜けてほしいですよね」と“抜け感”を強調する。バックフェースには“でっぱり”があり、これが芯に当たったときのしっかりとした打感を生み出してもいる。

さらに気になるのは、5番アイアンに『241CB』の易しいモデルと見られる『242CB+』ではなく、『241CB』を選んだこと。ここからも、この新アイアンがより易しいモデルになったと想像できる。

一振りして、そのまま総取っ替えした新アイアン。このモデルについての続報、そして新たな武器を手にした吉田のプレーに引き続き注目をしていきたい。

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