ラツィオ、バローニ監督の新指揮官就任を発表! 昨季はヴェローナを13位フィニッシュに導く

 セリエAのラツィオは11日、来シーズンからマルコ・バローニ氏がクラブの指揮官に就任することを発表した。

 現在60歳のバローニ監督は、選手時代にレッチェやヴェローナなどでプレーし、2000年に現役を引退。イタリア国内の下部カテゴリー所属クラブなどで指導者としての経験を積み、2016-17シーズンにベネヴェントをセリエA初昇格に導いた。以降は、フロジノーネやクレモネーゼ、レッジーナ、レッチェで監督を歴任。2023年7月にはヴェローナの指揮官に就任すると、前年に残留を争ったクラブはシーズン終盤に大きく勝ち点を積み上げ、最終的に今シーズンのリーグ戦で13位フィニッシュを果たした。

 一方、2022-23シーズンはマウリツィオ・サッリ氏のもとで、セリエAを2位で終えるなど好成績を残したラツィオは、今シーズンもサッリ体制で始動。しかし、シーズン開幕から成績が安定せず、今年3月に公式戦4連敗を喫した後、サッリ氏が辞任を決断していた。それでも、イゴール・トゥドール前監督の就任以降は復調を果たすと、リーグ戦のラスト7試合を4勝3分の無敗で駆け抜け7位フィニッシュを飾り、クラブは来季のヨーロッパリーグ(EL)出場権を獲得。しかし、シーズン終了後の今月6日に、トゥドール前監督の辞任が発表された。

 そんななか、ヴェローナは10日にバローニ氏の退任を発表。複数の現地メディアによって、トゥドール前監督の後任を探すラツィオの新指揮官就任が濃厚視されていた。イタリア紙『トゥット・スポルト』によると、ラツィオとバローニ監督の契約期間は2年で、1年の延長オプションが付帯している模様だ。

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