「8番はこの子のものだ」 クロースからバルベルデへ、CL優勝セレモニーで背番号継承を宣言

 今シーズン限りで現役を引退するレアル・マドリードのMFトニ・クロースが、自身の背番号の継承者としてMFフェデリコ・バルベルデを指名した。2日、スペイン紙『マルカ』が報じている。

「高いレベルのまま引退したい」とかつて語った“皇帝”は、クラブレベルにおけるラストマッチを自身6度目のビッグイヤー戴冠という、これ以上にない有終の美を飾った。残すはEURO2024のみとなったが、同大会に向けたドイツ代表に合流する前に、史上最多15度目となるチャンピオンズリーグ優勝のセレモニーに出席した。

 お馴染みのシベーレス広場にて、マドリディスタと歓喜の瞬間を共有したレアル・マドリードの面々。その最中にクロースは「マドリディスタのみんな、今までありがとう。ここは僕のホームだし、これからもそうあり続ける」と口にし、第2の故郷に思いを巡らせた。

 さらに同選手は、自身の“継承者”を直々に指名。「なぁ、みんな。来シーズンは誰に8番をつけてほしい?」と問いかけた上で、隣に呼び寄せたバルベルデを指しながら「8番はこの子のものだ」と公の場で宣言した。

 これに対して、バルベルデは「君はレジェンドだよ、トニ。あなたがマドリディスモに与えてくれたものすべてに感謝する」と返している。

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