守りのゴルフが裏目に… 河本結、3日目の自己評価は「ポンコツ」

<全米女子オープン 3日目◇1日◇ランカスターCC(ペンシルベニア州)◇6583ヤード・パー70>

13位タイから出た河本結は3バーディ・4ボギー・1ダブルボギーの「73」。トータル5オーバー・19位タイへ後退し「ポンコツでした」と”河本流”の言葉で総括した。
「前半はいい感じだったんですけど」。5番と7番でバーディを奪うも、8番から流れを悪くした。「8番、9番は仕方ないボギーだったので切り替えていったんですけど、 10番はアメリカ独特の洋芝、逆目の横目でそれに負けちゃって引っかけた。そういうのに気づけない自分にポンコツさを感じて悔しかったです」。8番から3連続ボギーを叩くと、13番ではダブルボギー。最後まで負の連鎖を断ち切ることはできなかった。

また、「ちょっとアグレッシブさに欠けました」と守りのゴルフに転じたことが裏目に出てしまった。「イーブンだとどんどん順位が上がっていくから、落としたくないっていう風に思い過ぎたかなとは思いますね。マネジメントしたのに(13番)パー5のダブルボギーに繋がったりとか。あそこも多分3番ウッドで打って、グリーン近くまで持って行ってアプローチをしてたら、多分バーディチャンスは打てたと思うし。なんかそういう感じでしたね」。優勝もちらつく13位スタートが、かえって河本”らしさ”を奪ってしまった。

首位の背中は遠のいたが「すごい勉強になりました」と前向き。最終日は「守りすぎてもダメだし…。あすは、アグレッシブにバーディチャンスを増やすようなマネジメントをしていけたらなとは思います」と攻めのゴルフに転じるつもりだ。

そして2020年以来、2度目の全米女子オープンを戦いこんな気持ちが再び芽生えた。「(厳しいセッティングで)100パーセントにできてこそ、やっぱり一流になれるというか、トップに立てると思う。それをキャディさんに頼らず、自分一人でやるっていうのが目標」。理想のプレーヤーに近づくために、きょうは多くの収穫を得られた一日になった。

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