鶴岡果恋はパット復調で『62』 悲願の初Vへ「ガンガン攻めたい」

<ヨネックスレディス 2日目◇1日◇ヨネックスカントリークラブ(新潟県)◇6339ヤード・パー72>

ツアー未勝利の24歳・鶴岡果恋が10バーディ・ボギーフリーの「62」と大爆発。トーナメントコースレコードを更新し、首位とは2打差、トータル10アンダー・3位タイから最終日をスタートさせる。
49位タイと裏街道スタートになった鶴岡だったが、スタートホールの10番で約8メートルのロングパット沈め波に乗った。12番からは圧巻の5連続バーディを奪取。後半もとどまることを知らず、3つのバーディを奪い、リーダーボードを駆け上がった。「10アンダーは自己ベストなのですけど、まだまだいけそうなところもあった」と満足げに振り返った。

最近3試合はパッティング不調で3週連続の予選落ちとなっていた。「1メートルのパットが入らなさすぎて…。どうスコアをつくればいいのか分らなかった…」。迷宮のなかに入っていたという。

転機となったのは、キャディからのアドバイスだった。「真っすぐに構えているつもりが、クローズで構えていると指摘されて。練習で構えを直したら、ショートパットを克服できた。そうしたら、ミドルパットもロングパットも寄ってくれるようになった」。パターも5月の「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」まで使っていた『オデッセイ・AI-ONE』のピン型ワイドに戻した。

昨季は優勝争いのなか最終日に失速することが多く、今季も4月の「パナソニックオープンレディース」で、4位タイから出るも伸ばし合いについて行けず7位タイに終わっていた。「普段は攻めるゴルフをせず、安全に攻めていますが、バーディを取らないといけないコースなので、いかにバーディを多く取るか。ガンガン攻めたいです」。悲願の初優勝へ最終日も守りのゴルフに転じるつもりはない。(文・神吉孝昌)

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