メジャー大会に備えた秘密の特訓 理論派ブライソン・デシャンボーが披露したトレーニングとは?

ブライソン・デシャンボー(米国)が自身のインスタグラムを更新。「次のメジャー大会に向けたトレーニング」として、効果は想像できないが、思わず見る者の笑いを誘う楽しいトレーニングに取り組む様子を動画で公開した。
最初は負荷がかかったグリップをグイッと引き寄せると、「カモン ベイビー!」などと口にしながら迫力満点のガッツポーズをする練習。グリップをペンに見立ててサインをする練習。右足で踏んだゴムのリングを右手で引き上げながら帽子のつばに手を当ててファンの声援に応える練習。ここではニッコリと笑顔も浮かべている。

そして「最後は私のお気に入り」と記したトレーニングでは、デシャンボーが彼のキャディになり切っているようだ。小さなバーベルを両手に持つと、肩をすくめるように両手を広げて天を仰ぐ、思わず頭を抱えこんでしまう、そして両手を広げるように突き出して「何をやってるんだ!」と言わんばかりの表情も。実際のキャディがこんなことをするとは思えないが、デシャンボーは表情豊かに演じきって見せた。

コメント欄は、このデシャンボーの楽しい動画を喜び、称賛するコメントであふれていた。そして「ハハハ、ブライソン、これには笑わされたよ」「最後のトレーニングは、なんでこんなに自然なの」「トロフィーを掲げるトレーニングを忘れているよ」などの声も寄せられていた。

デシャンボーは2016年にアマチュアとして「マスターズ」に出場、2日目まで首位争いを演じると、トータル25位でローアマを獲得。同年にプロ転向すると、翌年に初優勝。20年には「全米オープン」でメジャー大会も制覇している。ゴルフ界きっての理論派で、アイアンの長さをすべて同じに揃えるなどのこだわりでも知られている。

22年には新しく誕生したLIVゴルフと契約。すでに2勝を挙げている。米国男子ツアーにはメジャー大会にのみ参戦しているが、今年は「マスターズ」で6位タイ、「全米プロゴルフ選手権」では単独2位と素晴らしい成績を残している。次のメジャー大会では、このトレーニングが十分に発揮されるかにも注目しておきたい。

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