浅野拓磨所属のボーフムが“奇跡”の残留!…3点差追いつきPK戦でデュッセルドルフ撃破

 ブンデスリーガ昇降格プレーオフ・セカンドレグが27日に行われ、デュッセルドルフとボーフムが対戦した。

 浅野拓磨が所属するボーフムは、ブンデスリーガ最終節でブレーメンに敗れて土壇場で16位に転落。昇降格プレーオフは2.ブンデスリーガを3位で終え、田中碧、内野貴史、アペルカンプ真大らが所属するデュッセルドルフとの顔合わせとなった。現地時間23日に行われたファーストレグでは、敵地に乗り込んだデュッセルドルフが3-0で快勝。勝敗が決する運命のセカンドレグでは、田中が先発に名を連ねた一方、浅野、内野、アペルカンプはベンチスタートとなっている。

 試合の均衡が破れたのは18分、ピッチ中央左寄りの位置でFKを獲得したボーフムはケヴィン・シュテーガーが長いクロスを供給。走り込んだフィリップ・ホフマンが頭で押し込み先制に成功する。一進一退の攻防が続くなか、44分にはルーカス・ダシュナーのミドルシュートが相手DFに当たってゴール方向へ飛ぶも、僅かに枠の左へ外れて追加点とはならず。前半はボーフムの1点リードで折り返した。

 大逆転での残留を目指すボーフムは58分に浅野を投入し攻勢を強めていく。すると66分、シュテーガーが右から上げた鋭いクロスに再びホフマンがヘディングで合わせて追加点を奪う。さらにその直後にはシュテーガーのクロスが相手DFの腕に当たったとしてボーフムがPKを獲得。これをシュテーガーが冷静に沈め、2戦合計スコアを3-3とした。

 同点に追い付かれたデュッセルドルフは75分に田中をベンチに下げ、83分には内野を投入。その後は緊迫した展開が続くも、延長戦に入っても勝ち越しゴールは生まれず、勝負の行方はPK戦に委ねられることとなった。PK戦では浅野を含めた両チーム4人ずつが成功し、サドンデスへ突入。デュッセルドルフの7番手キッカーを務めた内野が失敗に終わり、ボーフムがPK戦を6-5で制し大逆転でのブンデスリーガ残留を決めている。

【スコア】
デュッセルドルフ 0-3(2戦合計:3-3/PK戦:5-6) ボーフム

【得点者】
0-1 18分 フィリップ・ホフマン(ボーフム)
0-2 66分 フィリップ・ホフマン(ボーフム)
0-3 70分 ケヴィン・シュテーガー(PK/ボーフム)

【動画】ボーフムがPK戦に及ぶ死闘を制し“奇跡”のブンデス残留!

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