ツアー初出場で8位と大健闘 政田夢乃の反省と収穫「自信が少しついた」

<リゾートトラストレディス 最終日◇26日◇関西ゴルフ倶楽部(兵庫県)◇ 6545ヤード・パー72>

4打差4位から出たルーキーの政田夢乃は3バーディ・5ボギーの「74」と乱れた。それでもトータル6アンダーの8位で、昨年のプロテスト合格後、初となるレギュラーツアーをトップ10入りで終えた。
いきなりの連続ボギーで始まった最終日は、「弱気というか、守りに入ってしまったのが残念だし、悔しい。もう少し攻めていかないとダメでした」と出だしからつまずいた。だが、3番は5メートルのバーディパットが決まり、6番をボギーとした次の7番パー5も5メートルを沈める。10番パー5はボギーの直後に10ヤードのチップイン。3つのバーディはすべてバウンスバックと勝負強さを見せつけた。

開幕直前に決まった主催者推薦のチャンスを生かし、「トップ10に入れてうれしかった」と喜んだツアーデビュー戦。過去2年のプロテスト合格者が対象で賞金100万円が贈られる「ベストルーキー賞」は、最終日の18番からのカウントバックで同じく8位の小林光希に決まったが、「レギュラーツアーで戦っていける自信が少しついた」と賞金以上に大きな財産を手に入れた。

プロテストには5度目の挑戦で合格した。2020年にはアマ資格を放棄してプロとなり、プロテスト合格を目指す若手を対象としたツアー外競技「マイナビ ネクストヒロインゴルフツアー」などで腕を磨いてきた。「実戦を通じて試合勘を養うことができました。今の自分があるのはマイナビさんのおかげです。感謝しています」。

6月3日には「宮里藍 サントリーレディス」(6日開幕)の主催者推薦選考会(マンデートーナメント)に出場する。「マンデーをしっかり通って、本戦に出ることができたら、今度は最後まで積極的に攻めていきたい」。今季主戦場の下部ステップ・アップ・ツアーのない今週は調整に励み、まずはマンデー突破に全力を注ぐ。(文・臼杵孝志)

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