再びVカウントが動き出す? 6連勝逃したネリー・コルダ、2打リードで最終日へ

<ミズホ・アメリカズオープン 3日目◇18日◇リバティ・ナショナルGC(ニュージャージー州)◇6675ヤード・パー72>

先週大会で7位に終わり、連勝記録が『5』でストップしたネリー・コルダ(米国)。だが再び、その優勝カウントが動き出すかもしれない。3位から出た3日目をボギーフリーの「65」で回り、トータル13アンダーの単独首位に立った。
暖かくて穏やかな気持ちのいい天気のなか、前半は3つ伸ばした。池がより絡むようになるインコースでは風が強くなって霧雨が降り、気温もかなり低下したが2つのパー5などで4バーディを奪取。「ティショットもグリーンを狙うショットもパッティングも、とてもいい一日だった」。フェアウェイキープ11回、パーオン14回、パット数は26回。「タフなコンディションのなかで堅実なゴルフができた」という。

4月のメジャー大会「シェブロン選手権」で、記録が残る1978年以降ではナンシー・ロペス(米国、1978年)、アニカ・ソレンスタム(スウェーデン、2004~05年)の2人しか成し遂げていない偉業、5連勝を達成した。そして2週間のオフを挟み、「コグニザント・ファウンダーズカップ」で6連勝をかけて戦ったが、優勝争いに加わることができなかった。

「(プレッシャーとか)あまり深く考えていなかった。メット・ガラでの信じられない経験や、主催したジュニア大会の後で、いろいろなことがあった。いつも100%の力を出し切っているけど、少し疲れを感じたから休養を優先したの」。試合前の月曜日にはプロゴルファーとしてはタイガー・ウッズ(米国)以来となるファッションの祭典『メット・ガラ』に登場。さらにオフには自身がホストを務めるジュニア大会も行い、忙しく過ごしていた。

そして今週。後続に2打差をつけてラスト18ホールを迎える。「やることを変えるつもりはない。チャンスがあれば生かしていきたい。コースはタフだし、コンディションが厳しければなおさらだよ」。

世界ランキングも1位で、今季絶好調のネリー。海外メジャー「全米女子オープン」の前哨戦ともいえるこの戦いで、またも“ネリー旋風”が巻き起こるか。

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