史上最年少優勝のリ・ヒョソン クラブは中2からタイトリストを使用【勝者のギア】

<ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ 最終日◇5日◇茨城ゴルフ倶楽部 東コース(茨城県)◇6665ヤード・パー72>

今季の国内女子メジャー初戦は、首位と7打差から出た15歳のアマチュア、リ・ヒョソン(韓国)が1イーグル・5バーディ・2ボギーの「67」をマーク。トータル8アンダーで逆転し、日本ツアー初優勝を果たした。15歳176日での優勝は史上最年少記録。7打差をひっくり返しての勝利は、メジャー史上最大の逆転劇となった。
中学2年から契約を結ぶタイトリストの14本をフルに使用するヒョソンの得意クラブはウェッジと話す。その構成は48、52、58度の3本で、「100ヤード以内のショットは、3本とも自信があります」と胸を張る。

今大会で活躍したクラブについて聞くと「バーディチャンスを逃さないため」という得意のウェッジに加え、「ラフが長いコースだったので、FWキープが必要だった」とドライバーを挙げる。4日間のフェアウェイキープ率は71.4%(40/56)を記録。4日間とも10回ずつを記録した。そのドライバーの平均飛距離は「250~260ヤード」だという。

ユーティリティは2本で、1本はアイアン型を使用。また5番アイアンのみ『T200』を使用し、6番以降は『T150』という構成になっている。パーオン率も4日間通じて75%(54/72)と高水準。特に2日目は18ホール中17回を記録した。

また、「こんなに速いグリーンは初めて」という高速グリーンの攻略法は「昨年はパターが上手くいかなった経験があるので、ロングパットは安全に、短いパットは攻撃的にやっていこうと思いました」。ショット、ショートゲームとともに、パッティングも含めた総合力が光った。

【リ・ヒョソンの優勝ギア】
1W:タイトリストTSR3(8.0°VENTUS TR BLACK 5S 45インチ)
3W:タイトリストTSR3(15°TOUR AD UB-5S)
4U:タイトリストTSR2(21°TENSEI BLUE 70HY R)
4U(アイアン型):タイトリストU505(N.S.PRO 850GH-S)
5I:タイトリストT200(N.S.PRO 850GH-S)
6I~PW:タイトリストT150(N.S.PRO 850GH-S)
W:タイトリストSM10(48,52,58度/N.S.PROモーダス3 105ウェッジS)
PT:スコッティ・キャメロン スーパーセレクト ニューポート2+
BALL:タイトリストPro V1x

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