女子メジャー初戦恒例の儀式は継続 大会名物の“池ダイブ”はいつから始まった?【シェブロン選手権見どころ】

1972年の第1回大会からミッションヒルズ・カントリークラブ(米国カリフォルニア州)で開催されていた同大会が昨年、ザ・クラブatカールトン・ウッズ(テキサス州)へ舞台を移した。そして、疑問視されていた大会名物の優勝者による“池ダイブ”も18番グリーン脇の池にジャンプ台が設置され、レガシーは継続された。
2022年大会までミッションヒルズCCで行われていたダイブの池は『ポピーズポンド』の愛称で親しまれていた。メジャー大会昇格後6回目、1988年大会で2度目の優勝を果たしたエイミー・アルコット(米国)が飛び込んだがのが始まり。その後94年、大会ホステスだったダイナ・ショアが死去。同大会の優勝者だったドナ・アンドリュース(米国)がショアの死を偲んでジャンプして以来、毎年の恒例行事となった。

ミッションヒルズCC時代のポピーズポンドは池を区切り、その中はプールのような綺麗な水が入っていた。しかし、ザ・クラブatカールトン・ウッズは常設されている“ただの池”。飛び込む付近には、生物が侵入しないようにネットで仕切られているというが、ヘビなどがいるという噂もあった。昨年大会前のインタビューでは、優勝したら飛び込むのかという質問に渋野は「泳げないので…(笑)」と苦笑い。古江彩佳は「ウェアを選びながら…」と、池の汚さを懸念していた。

トータル10アンダーで優勝したリリア・ヴ(米国)は、優勝後のインタビューで「昨日か一昨日、17番の池でヘビを見たの。なんとなくそんなことは考えていたけど、アドレナリンが出まくって飛び込んじゃったわ」と、覇者には怖いものなしだった。

近年は初優勝が目立っていたが、会場が移動して2回目の今年は誰のダイブが見られるのか、注目が集まる。

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