比嘉一貴が地元・沖縄で第2回ジュニア大会を開催「みなさんの名前がトーナメントで響くように願って」

2022年賞金王の比嘉一貴は6日、出身地の沖縄で『第2回 ⽐嘉⼀貴 invitational ジュニアゴルフカップ』(開催コース:かねひで喜瀬カントリークラブ)を開催した。第1回の昨年大会から参加人数は大幅に増え、男女54名が出場。18ホールのストロークプレーで優勝を争った。
ジュニアとともに各組1ホールずつ回った比嘉は、「第1回の時よりも上手くなったなと思うことは多かったです。すごくいい球を打つなという子が増えたので、これからが楽しみだなと思いました」とジュニアたちの成長に目を見張る。

昨年大会では「いまの沖縄は競技人口も減って元気がないと聞いていたので、なにか少しでも力になればいいと思って開催に至りました」と大会の意図を説明していた。そして第2回を開催。「楽しいと言ってくれて、その言葉を聞けただけで十分。去年回った時よりも、みなさんレベルアップしていて、こういう大会を開いた意味があるのかなと思い、僕も満足しています」と思いを語った。

男子の部で優勝した與儀夢くん(東風平中3年)は「(比嘉に)ナイスショットって言ってもらいました。球筋も違うし、躊躇(ちゅうちょ)なく狭いところに狙っていく感じが自分とは違う。一貴プロのように稼いで、こういう大会を開きたい」とコメント。女子の部で勝利した玉城豪華さん(エナジックスポーツ高2年)は「一緒にプレーするのは緊張しました。比嘉プロが開催してくださり、優勝したかったので、良かったです」と白い歯をこぼした。

そしてもちろん、第3回の開催にも前向きだ。「僕はトーナメントのほうで頑張っていきますが、今後みなさんの名前がトーナメントで響くように願っています。僕も頑張ってお金を集めて、また来年開催できるようにします。皆さんも一緒に頑張りましょう!」。今季は国内ツアー、DPワールド(欧州)ツアー、アジアンツアーと海を越えた転戦になる。沖縄のジュニアたちに活躍の便りを届けることも、大きなモチベーションのひとつになりそうだ。

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